[プレスリリース]BLE ビーコンを利用した名古屋セントラルパークでの2017年度実証イベントの開催について

プレスリリース:
BLE ビーコンを利用した名古屋セントラルパークでの2017年度実証イベントの開催について

平成27年4月5日
特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構

 特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構(名古屋市中区、代表理事:河口信夫、以下Lisra)では、名古屋市中区栄のセントラルパーク地下街でO2Oデジタルマーケティング研究会の実証実験の一貫として、スマートフォンアプリ「センパナビ」利用客に対してクーポンを発行するイベントを通じて、その効果測定を、昨年に引き続き2017年度にも実施します。クーポン(500円分相当・先着1000名限り)は4月7日より23日までの17日間に、「センパナビ」の利用客に対して、地下街のインフォメーションで配布されます。クーポンはセントラルパーク地下街の各店舗で5月21日まで使用可能となります。クーポン利用の際には「センパナビ」の該当する画面を併せて店頭でご提示ください。

O2O(オンラインtoオフライン)は2013年頃から言われはじめたマーケティング手法です。当初は、インターネット上(オンライン)のサイトを訪れた見込み客に対して、割引きクーポンのような特典を提供し、実店舗(オフライン)に導くことでした。昨今では、単にオンラインからオフラインに誘導するという意味だけではなく、広義では、位置情報など多様なセンサーを含めたIoT技術による顧客の動きと合わせ、どのように実店舗と結びつけるかという意味で使われるようになりつつあります。

Lisraでは、2015年9月より会員メンバーと参加希望企業を合わせた研究会を発足させ、2014年度の総務省G空間防災シティ事業で設置された250個のBLE ビーコンを用いた実証試験の準備を進めてきました。今回のイベントでは、同業者も含めた関係する複数店舗への来店動向を明らかにしたいと考えています。また、十数カ所にクウジット社のWi-Fi人流センサーDF.sensorを設置し、地下街のどの場所に、どんな時間帯に、どれくらいの来訪者がいるかのデータも合わせて収集する予定です。


主催:特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構(Lisra)
協賛:名古屋大学河口研究室, セントラルパーク株式会社
後援:西日本電信電話株式会社名古屋支店


取い合わせ先:
〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-17-28
特定非営利活動法人位置情報サービス研究機構
担当:安藤、野原
電話:052-968-2527

<参考情報>
【スマートフォンアプリ「センパナビ」】
「センパナビ」は名古屋セントラルパーク内の店舗を紹介し、現在地から目的地までもナビゲーションしてくれるアプリです。名古屋セントラルパーク内ではBluetoothをONにすることによって地下街でも地図上に現在地が表示されます。本アプリは、平成25年度総務省補正予算「G空間シティ構築事業」の委託を受け作成され、その後O2Oデジタルマーケティング研究会によって改修されました。

●注意
本アプリは、現在地表示やルート案内機能がありますが、スマートフォンを歩きながら使用すると、周りの方にご迷惑や事故の原因となります。アプリを利用する際は、一旦立ち止まってご利用いただきますよう、お願い申し上げます。



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